部屋を整理する第一歩は不用品の処分
部屋を整理していこう!と思った時、まず取り掛かるのは不用品を処分することです。
大量の服やキッチン用品、趣味のグッズ、本や書類など、現代の生活はモノであふれかえっています。
一般的に一人あたり1000~1500個のモノで十分に暮らしていけると言われていますが、現代ではそれ以上のモノに囲まれて生活している人がほとんどです。
モノが多いと、必要なモノや本当に大切なモノが見えにくくなります。また、探し物に時間を取られたり、無駄にストレスを感じてしまうこともあります。
自分の適量を見つけながら、少しずつモノを減らし、理想の生活に近づけていきましょう。
理想の生活をイメージする
整理を始める前に、理想の生活やお部屋を具体的にイメージすることが大切です。Pinterestや雑誌で理想の部屋の画像を集めるのもおすすめです。
- 掃除がしやすい部屋にしたい
- 片付いたらホームパーティーを開きたい
- 空いたスペースにお気に入りのモノを飾りたい
目で見える「理想のゴール」を設定することで、整理のモチベーションが高まり、作業も楽しめるようになります。
心が折れそうになったら、再度理想の画像を見返して気分を高め、整理に取り組みましょう。
手放しやすいモノから取り掛かる
整理の最初はシューズBOXから始めると取り組みやすいです。
まずはすべてのモノを出して現状を確認しましょう。思った以上に多くの靴やグッズが出てくるはずです。
手順
- 不要なモノを選ぶ
壊れているものや劣化しているものを取り除きます。 - 残すモノを選ぶ
自分の心がウキウキするモノ、一軍アイテムを決めましょう。 - 手放すのが難しいモノ
使わないけれど捨てられないモノは、一時保管BOXを使います。
3か月~1年使用しなければ手放す、と自分でルールを決めましょう。
手放す基準
- 1~2年使用していないモノ
- サイズが合わない、履きにくいモノ
- いつか使うかもしれないモノ
- 買ったけれど服や靴に合わせにくいモノ
「もったいない」と思う気持ちは自然ですが、不要なモノにスペースを取られ管理に時間やお金を使う方がもっともったいないです。
必要なモノだけの空間を作ると、靴や服を選ぶ時間が楽になり、整理を通して自分と向き合い学ぶことができます。
服と向き合う
クローゼットや収納ケースにどれくらい服が入っていますか?
50着?100着?私は整理前、300着ほどありました。
整理を始めて3年目、現在は50着ほどに減らし、ほとんどの服を毎年着ています。
大量に手放しましたが、後悔は全くありません。
手放すときの葛藤
- まだ着れる
- 新品・タグ付きで勿体ない
- 外に出るタイミングがない
- 着心地が悪い
- 特別な日のために買った服
捨てられない理由は大きく2パターンです:
- 過去にとらわれている人:思い出の品で手放せない
- 未来にとらわれている人:必要な時に買えるか分からない、合うものが見つかるか不安
大量に手放したことで、自分の好みが明確になりました。
- 着心地の良い服が好き
- パンツスタイルが好き
- 1枚でさらっと着られるシンプルな服が好き
モノを減らすことは、好みのモノしか買わなくなるので節約にもつながります。
服の整理方法
- すべて出す
想像以上に衣装持ちであることに気づきます。 - 不要な服を手放す
全く着ていない服、着古した服は処分。 - 今着ている服を残す
シーズンOFFでも着ている服は残す。
コート類は3点ほどに減らすと管理がラクになります。 - 残った服は悩むもの
着たいけど着ていない服には理由があります。
タグ付き新品も、着ない理由があるはずです。
「いつか着る」はほぼ来ません。
1年間着なければ手放すルールを設定しましょう。
自問自答のポイント
- 今の自分に似合っているか
- 外に出られるか
手放せない服は一時置きBOXに入れ、1年間使わなければ処分します。
まとめ:整理で人生を整え、理想の生活を手に入れよう
整理は単にモノを減らすことではなく、心と生活を整えることです。
靴や服を手放すと、必要なモノ・心がウキウキするモノが見えてきます。
不要なモノを手放す経験は、買い物の基準を明確にし、節約や生活の効率化にもつながります。
また、整理された空間は掃除や片付けがラクになり、心にも余裕が生まれます。
好きなモノだけに囲まれた空間は、毎日の生活をワクワクさせ、自分の価値観や理想を再確認させてくれます。
大切なのは完璧ではなく、一歩ずつ行動を続けること。
今日一つモノを手放すだけでも、人生は少しずつ変わります。
整理を通して、自分にとって本当に大切なモノ・コトを見つけ、理想の生活を作り上げましょう。
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